遺族会を立ち上げます

 「大切な人を亡くした人の会」(仮名称)
 
 急性骨髄性白血病のために24年前、6歳で亡くなった長男武文君との思い出を綴った前川代表の手記『もっといっしょに遊びたかった』を、昨年11月、会から発行しました。会員ほか関係機関に送り、新聞各紙でも取り上げられ、多くの方々の反響を呼びました。

 とても辛く悲しいけれど、前川さんのやさしさにあふれるあたたかい内容に、多くの人が心を打たれ、感動し涙したようです。特に、大切な家族や友人を亡くされた方から電話がありました。会のホームページの11月27日の日記の中で、前川さんは次のように書いています。

 「息子との闘病を書いた小冊子を読まれた方からの反響が届いています。大切なご家族を亡くされた方から、『私もです・・・・』というお電話をいただきます。

 かけがえのない家族を失ったときには、どうすればいいのでしょうか?まだまだ、勉強不足ですがその思いに共感し、語り合いたいと思っています。」

 以前から、遺族会をという声があり、その必要性が言われていました。このたび、そうした声や手記集に寄せられた多くの声を受け、遺族会を立ち上げることになりました。

 遺族会では、同じような体験をしたということで、共感し分かり合えることができるでしょう。辛い体験や思いをいっしょに語り合うことで、ひとすじの明るい光が差し込み、明日への希望につなげていくことができるでしょう。

  日時:毎月第4木曜日 14時〜16時
   (2月は23日です)

  場所:山口県周南総合庁舎2階「ふれあいルーム」
     (周南市毛利町・旧徳山市体育館跡)

   平成18年2月16日朝日新聞朝刊に「大切な人を亡くした人の会」の記事が
    掲載されました。

2006.2.16