2006.9.16
遺族会 「そよ風」 はじまりました
急性骨髄性白血病のために24年前、6歳で亡くなった長男武文君との思い出を綴った前川代表の手記『もっといっしょに遊びたかった』を、昨年11月、会から発行しました。会員ほか関係機関に送り、新聞各紙でも取り上げられ、多くの方々の反響を呼びました。
とても辛く悲しいけれど、前川さんのやさしさにあふれるあたたかい内容に、多くの人が心を打たれ、感動し涙したようです。特に、大切な家族や友人を亡くされた方から電話がありました。会のホームページの11月27日の日記の中で、前川さんは次のように書いています。
「息子との闘病を書いた小冊子を読まれた方からの反響が届いています。大切なご家族を亡くされた方から、『私もです・・・・』というお電話をいただきます。
かけがえのない家族を失ったときには、どうすればいいのでしょうか?まだまだ、勉強不足ですがその思いに共感し、語り合いたいと思っています。」
「そよ風」が始まって1年。最初はたくさんの方が参加されましたが、今は数人が集まって、笑ったり泣いたりしています。そして、「さあ、明日からまたがんばるわ。」と言って笑顔で会場を後にします。
「いつも私たちは、あなたを待っています。」
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